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執筆者の写真KAZUHIRO HFT

あなたの日常は太りやすい?それとも太りにくい?

「意識して運動するようになったのになぜ痩せないんだろう……」とお悩みの方は非常に多いです。世の中には昔から多くのダイエット情報が出回り、最近は気軽に利用できる低コスト型の24時間ジムも急増しました。

にもかかわらず、「痩せられない」「ボディラインが変わらない」という悩みを抱える人は依然として少なくありません。


「痩せる」ことを目指すと、どうしても食生活の改善に意識が向きがちですが、今日はそんな食生活の改善はひとまず置いて、私たちの体作りに密接に関係する"日常生活の質"について考えてみましょう。


あなたの日常は太りやすい生活でしょうか?それとも太りにくい生活でしょうか?

それを客観的にチェックする指標として有名なのがMETs(メッツ)です。


METsとは、その活動や運動がどの程度エネルギーを消費するかを示す指標で、1 METsは静止状態(安静時)のエネルギー消費量に相当します。

METsを使った消費カロリーの計算式は「消費カロリー(kcal)= METs × 体重(kg)× 活動時間(時間)」となります。


例えば、体重60kgの人が5.8 METsの強度で30分間運動した場合、消費カロリーは以下のように計算されます。

◇ 5.8 METs × 60(kg)× 0.5(時間)= 174 kcal 消費


METsの話になると、よく「日常の活動や運動のMETs一覧表」が出てきますが……

実際のところ、これを把握しながら生活できる人なんているのかなと思ってしまいます(笑)


*「引用:厚生労働省公式サイトより


そんなMETsを実はある方法で簡単に把握することができます。それがAppleのヘルスケアアプリ内にある「身体エフォート」というデータです。

これはApple Watchと連動させたiPhoneが必要な方法にはなってしまいますが、Apple Watchのセンサーで測定した「身体エフォート」を確認すれば、1日単位、1週間単位、6ヶ月単位、年単位でその日何METsから何METsくらいの範囲で過ごしたのかの目安を簡単に把握できます。

このデータを見れば、自分の生活がカロリーを消費しやすいアクティブなものか、それとも消費しにくいものか、つまり太りやすい日常生活を過ごしているのか、痩せやすい日常生活なのかの目安が分かるようになります。


*「身体エフォート」データ参考画像


ちなみに、身体エフォートの数値が1〜3 METs以下の範囲だと、生活習慣をよりアクティブになるよう見直すことをおすすめします。

1〜5 METs程度の範囲であれば悪くはないですが、より痩せやすい生活を求めるなら1〜7 METsの範囲で過ごすのが理想的です。ただし、7 METsくらいになると、それなりに負荷のある運動に取り組む必要が出てきます。


その謳い文句通り、チョ〇〇ップに行って本当にちょこっと運動するだけの生活では、残念ながら痩せるのにとても長い時間がかかってしまう可能性も十分にあります。ぜひ一度、自分の日常生活の質をチェックしてみましょう。


補足: METsには上限値がありませんが、Appleのヘルスケアアプリでは最大で20 METsまでしか測定できないようです。


挑戦を思い出す場所


BRAVE FITNESS GYM 覚王山

名古屋市千種区穂波町3丁目29−1

エトワールMI 101

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