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執筆者の写真KAZUHIRO HFT

なぜ走っている最中に思考は整理されるのか? 🧠🏃‍♂️💨

更新日:2024年12月19日

ランニング中にアイデアが浮かんだり、問題の解決策を思いついたりした経験はありませんか?

実は、走っている最中に思考が整理されるのには、脳科学的な根拠があります。


① 脳への血流増加

運動すると、脳への血流が増加し、酸素供給が向上します。これにより、前頭前皮質などの実行機能を司る領域の活動が活発化し、集中力や判断力が高まります。クリアな思考で、問題解決やアイデア発想を促します。


② 神経伝達物質の分泌促進

ランニング中は、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質の分泌が促進されます。

■セロトニン 精神安定作用、幸福感、リラックス効果をもたらし、冷静な判断を助けます。

■ドーパミン 意欲や快感、学習能力を高め、新たな発想を生み出す土壌を作ります。

■ノルアドレナリン 注意力、集中力、覚醒レベルを向上させ、思考を深めるサポートをします。

これらの神経伝達物質の働きが、走っている最中の思考整理に貢献していると考えられます。


③ 脳波の変化

ランニングによって、脳波にα波が増加し、リラックスした状態へと導かれます。α波は、創造性やひらめきを促す脳波です。

α波の増加により、脳がリラックスした状態になり、自由な発想やアイデアが生まれやすくなるのです。


④ 視点の変化

走っている最中は、景色が常に変化し、五感を刺激する情報も増えます。

この変化が、脳に新しい刺激を与え、固定観念から解放されることで、柔軟な思考や新たな視点の獲得に繋がると考えられています。


これらの複合的な要因により、走っている最中に思考が整理され、問題解決やアイデア発想が促進されると考えられています。



この事実は、捉え方を変えると体を動かすことにより脳をコントロールすることができるともいえます。例えば、会議室の中であれこれ話し合っていても中々良いアイディアが出ない時、そんな時は思い切ってメンバーと外に出てゆっくり走りながら(もしくは歩きながら)会議の続きをすることで、思わぬアイディアが閃くかもしれません。


ただ、どのような状況であれ体を動かす最初の1歩がどうしてもハードルが高くて、気持ちが乗らず、踏み出せないといった気持ちもわかります。


この問題の解決策は様々ありますが、効果的なものを1つ挙げるとすれば、それは“人を巻き込む”ことです。

この解決策は決して難しいことではありません。

家族や友人、同僚で一緒に走る仲間を見つけてもいいですし、初心者向けのランニングコミニティに参加するのもおすすめです。


そのような人が中々都合よくいないという方は、周りの人達に走ることを習慣にすると宣言する、これも”人を巻き込む“の1つです。


1人では何かと言い訳を作って始められないということは誰にでもあることです。

そんな時は、周りの人をうまく巻き込んで自然と運動に意識が向く環境をつくっていきましょう。

挑戦を思い出す場所


BRAVE FITNESS GYM 覚王山

名古屋市千種区穂波町3丁目29−1

エトワールMI 101



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